T・エディタでテキストファイルを点字ファイル(*.bse形式)にする方法

 (これができるのはT・エディタ3〔ver 9.84a〕です)

 

 1.T・エディタ3でテキストファイルを点字ファイルに変換するには、MeCabという日本語形態素解析システムをインストールする必要があります(以下の(1)〜(3))。

 (1)MeCabをインストールするにはインターネットで「MeCab」を検索、検索結果一覧で「MeCab−日本語形態素解析システム」をクリックしホームページを開いてください。
 次の画面が表示されたら、下の図の「ダウンロード」をクリックする。
  

 



   (2)次の画面で、「Binary package for MS−Windows」のすぐ下にある「ダウンロード」をクリックする。





 (3)ダウンロードが終わったら「ファイルを開く」をクリックしてインストールする。

    文字コードは「SHIFT-JIS」を選択してください。それ以外はデフォルトの設定で「次へ」で進んでください(インストールする場所は、変更すると変換できなくなる場合があります)。

 

 

 

2.T・エディタ3でテキストファイルを点字ファイルに変換する方法

 

(1)[ファイル|ファイルを開く]または「ファイルを開くボタン」をクリックする

(2)「ファイルの種類」で「テキストファイル」を選択(MeCabが正しくインストールされていないと「テキストファイル」が表示されません。また、作業用のファイルを作成するため、書き込みが禁止になっているフォルダにあるテキストファイルは変換できません。)

(3)変換するテキストファイルを開く

 

(A)「新規ファイル作成」のときは変換されたデータが表示されます

 

(B)「ファイルを編集中」のときはメッセージボックスが表示されますので、

   「新規」 − 現在のファイルを閉じ、変換したファイルを表示する

   「追加」 − 現在のファイルの最後に追加する

   「挿入」 − 編集中ファイルのカーソル位置に挿入する

   「中止」 − データの変換を取りやめる

  のどれかのボタンをクリックしてください。

 

  変換が始まると画面の一番上のタイトルバーに「テキストファイル読み込み中」と表示されます。テキストの長さやパソコンによって違いますが、変換は数秒から数分で終わります。

  なお、テキストファイルは「シフトJIS」で書かれたものを使用してください。「シフトJIS」以外で書かれているときは、わけのわからない文字に変換されたり、変換できなかったりします。


【参考】「お点ちゃん」など、他の変換ソフトでも同じですが、テキストファイルが正確なほど、点字データも正確になります。原文をスキャンするときは丁寧にしてください。

    「*.BES」ファイルにしたいときは、変換後のデータを「名前を付けて保存」で、ファイルの種類を「WinBes99」に変えて保存してください。



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